Digital Sight
2007年07月23日
RYUZABURO YORU UMEHARA
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RYUZABURO YORU UMEHARA
1991
428×328ピクセル
発表歴:1991 「Digital Sight」O美術館(東京)、2005 個展「中ザワヒデキの展開
展: 1990年から96年までのバカCG」ギャラリーセラー(名古屋)
Courtesy Gallery Cellar
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中ザワさん、梅原龍三郎が好きっていったじゃないの。
なんですか、これ。
天野一夫さんが企画したO美術館の「Digital Sight」という展覧会の一区画で展示した中ザワさん。
そこに「真夜中の大原美術館展」というタイトルのインスタレーションを行ったそう。
岸田劉生、梅原龍三郎、熊谷守一などの、大原美術館所蔵作品の昼と夜の2パターンのCGで、
それを
1.大きく出力した作品として壁に掛ける(メイン)
2.モニターからはアニメーション作品としてループで流れていた(準メイン)
3.マックとプリンタのセットを置き、観客が自ら出力して持って帰れるコーナーを設置(おまけ)
で展示していたんだって、ふーん。
2007年07月22日
2007年02月13日
RYUSEI YORU KISHIDA
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RYUSEI YORU KISHIDA
1991
428×328ピクセル
発表歴:1991 「Digital Sight」O美術館(東京)、2005 個展「中ザワヒデキの展開展: 1990年から96年までのバカCG」ギャラリーセラー(名古屋)
Courtesy Gallery Cellar
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ぎょー。
この麗子はホラーを超えてキモい・・・。
でも実際、真夜中はこんな気がする麗子・・・。
昨日紹介した「RYUSEI HIRU KISHIDA」と対になっているのが、
本日の一品の「RYUSEI YORU KISHIDA」。
昨日も説明しましたが、
「真夜中の大原美術館展」という作品の一部です。
大原美術館所蔵作品をパロディにし、
ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」的エンタテイメント
とドッキング。
他の作家(作品)が気になりますが、今後をお楽しみに。
2007年02月12日
RYUSEI HIRU KISHIDA
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RYUSEI HIRU KISHIDA
1991
428×328ピクセル
発表歴:1991 「Digital Sight」O美術館(東京)、2005 個展「中ザワヒデキの展開展: 1990年から96年までのバカCG」ギャラリーセラー(名古屋)
Courtesy Gallery Cellar
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私はいま、実家のある岡山にいます。
久しぶりに倉敷へ行き、大原美術館も訪れました。
ここには高校のころ、世界史の授業から逃れるため、毎週自転車で来よぅたわ。
と、まさに私が大原美術館で青春を満喫していた1991年、
中ザワさんは大原美術館をパロディ化した作品を作っていました!!
「真夜中の大原美術館展」という作品の一部である今日の一品。
7人の近代日本絵画の画家の作品をもとにし、
ふだん私たちが見るであろう“昼”(アプロプリエーション)
と
観客も職員もガードマンもいなくなった“夜”(元の作品のパロディ)
の2種類にし、バカCGで制作したのです。
今日の一品は、岸田劉生の「童女舞姿」をもとにした“昼”の作品です。
展示方法は3種類で、
1.当時中ザワさんが持っていたインクジェットプリンターで出力、
スチレンボードに貼って展示していた。
2.キヤノン協賛だったため、観客自ら当時珍しかったMacを使って出力、
おみやげとして持って帰ることができた。
3.アニメーション作品にして、ループで流していた。
音楽はムソグルスキーの「展覧会の絵」(のパロディ)。
・・・あれ?昨日見た「N響アワー」、
ゲストは大原美術館館長の高階秀爾、
音楽はムソグルスキーの「展覧会の絵」。
繋がってますなぁ・・・。