単一曲線
2007年07月26日
654個の変曲点のある単一曲線
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654個の変曲点のある単一曲線
2001
60×200cm
紙、インク
撮影:高木茂樹
発表歴:2001 個展「質量」レントゲンクンストラウム(東京)、2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)、2003 ISCPオープンスタジオ展(ニューヨーク)、2003 個展 ガライアス・ヴィジュアル・スペース(ニューヨーク)、2006 公開制作「脳波ドローイング」府中市美術館公開制作室
Courtesy Gallery Cellar
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「単一曲線」でググってみたところ、
連続実関数x(t), y(t) (a ≤ t ≤ b)を用いて、
複素平面上の曲線z(t)を(1)と定義する。
z(a), z(b)をそれぞれ始点、終点といい、
両者が等しいものを閉曲線という。
a ≤ t < t ≤ bにおいて常に z(t) = z(t)が成立するとき、単一曲線という。
とちっとも何を言いたいのか分からないことが出てきてしまいました。
あせあせ。
中ザワ「これは複素平面内の単一曲線に関する記述で、僕の作品の説明とは違うよ」
???フクソヘイメン??
・・・ともかく、中ザワさんはこうした数式みたいなものを使って、
1つの線を654回曲げてみた・・・というのが本日の一品。
中ザワ「左右の非対称性が出るようにがんばって作ったんだけど」
非対称性をがんばって作ったんですか!?
「中ザワさんの作品ってわかんない」
と言う人がよくいますが、私も理屈は分かりません。
でも、こんな理屈ぬきで、なんで線を曲げたのか、しかも654回って何、
とかいろいろ想像することが面白いと思いまセン?
ポートフォリオ ガライアス・ヴィジュアル・スペース(ニューヨーク)での個展
2007年01月24日
4760個の変曲線のある単一曲線
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4760個の変曲線のある単一曲線
1997
61×710cm
デジタルプリント、紙
発表歴:1997 個展 ギャラリーNWハウス(東京)、1998 「Inter@ction JAPON」レオナルド ダ・ヴィンチ大学(パリ)、2006 「脳波ドローイング」府中市美術館公開制作室
Courtesy Gallery Cellar
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「♪せんのかーぜになーってー」
テレビで聞こえた歌に、つい反応しました。
「せん?線といえば!!」
と思い出したのが、中ザワさんの単一曲線のシリーズです。
画像は展示風景で分かりにくいんですけど、
てゆうか
紙しか写ってませんが・・・
たんなる「曲線」です。
曲線といってしまえば簡単ですが、
そこは理数系がお得意な中ザワさんのこと、ひとひねりあります。
ちがった、4760回ひねってあるんだった。
すみま線。
ギャラリーNWハウスでの個展風景 ポートフォリオ