2004(方法絵画)

2007年09月11日

同一の二枠第二番

aa2f03a7.gif







↑クリックして拡大

・・・・・

同一の二枠第二番
2004
[WEB作品]
http://aloalo.co.jp/nakazawa/method/work036f/frames002.html
発表歴:方法第36号
Courtesy Gallery Cellar

・・・・・

昨日の一品の絵は「印種実験室」
「404 Not Foundシリーズ」が下敷きになってました。

中ザワさんのweb上の実験的な作品から、
私の周りにファンを増やしつつある「同一の二枠」、
今日は唐突に二番です。

右画面が引いてみると「中」って文字が見えませんか?

この作品のルールとしては、
カーソルで画面の端を持って、サイズを変えてみましょう。

あーら不思議、
「中」が「井」になったり、「口」になったりします。

かなりの変化が楽しめますので、
ぜひ夢中になってみてくださいね。

方法第36号


nakazawa_hideki at 03:11コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年05月19日

同一の二枠第五番

138ae8f5.jpg








↑クリックして拡大

・・・・・

同一の二枠第五番
2004
[WEB作品]
http://aloalo.co.jp/nakazawa/method/work036f/frames005.html
発表歴:方法第36号
Courtesy Gallery Cellar

・・・・・

アキラくんへ

今日「一品ブログ見てるよ」って、ありがとう。
でも、4月19日にアップした「同一の二枠第一〇番」「動かない」って言ってたね。

本日の一品
「同一の二枠第五番」も同じなんだけど、
このURLを開いてただけじゃ何も面白くないんです。
開いた画面の端、どこでもいいから、ウィンドウの端をひっぱって、
ウィンドウの大きさを変えてみてください。
・・・変わったでしょう?
どう変わったかなんて言ってしまうのは惜しいから書かないけど、
ウィンドウを大きくしたり小さくしたら楽しめるんだよ。
真ん中にあるフレームを、右に寄せたり左に寄せたりしても面白いし。

すごい単純な、でも、すごい楽しめる、
そんなインタラクティブアートって、まさにこの一品だと思うんだけど、
アキラくんはどう思った?また聞かせてね。

方法第36号


nakazawa_hideki at 22:27コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年05月07日

三一字一七行の文字座標型絵画第六番のイ

d98b694c.jpg
















↑クリックして拡大

・・・・

三一字一七行の文字座標型絵画第六番のイ
2004
60×35cm
顔料インク、紙
撮影:藤田千彩
発表歴:2004 「松澤宥と九つの柱 九相の未来−パーリー・ニルヴァーナに向かって」広島市現代美術館、2005 「大KATHY展〜謎の指令〜」リトルモア・ギャラリー(東京)、2007 「ART LAN@ASIA」横浜ZAIM(開催中・5月13日まで)
Courtesy Gallery Cellar

・・・・・

連休終わっちゃったし、月曜だし。
美術館休みだし、ギャラリーは何やってるのかな。
調べるのめんどくさいな。
・・・そんなアートファンの方に朗報です。
今日も横浜ZAIMはやってます、中ザワさんの作品も見られます。

中ザワさんに
「タイトルにある“31”と“17”に意味はあるんですか」
と聞いたところ「ない」との答え(意外!)。
広島での展示で、紙のサイズが決められて、
だいたいの(多くもなく少なくもなくという)比率と文字数になるよう、
意図から外れない程度に手を打つよう、
と割り出した行数と字数だそうです。

この写真じゃ、分かりにくいって?
じゃ、やっぱり現物を見にZAIMに行かなきゃ!


nakazawa_hideki at 09:34コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年04月29日

三一字一七行の文字座標型絵画第六番のホ

2041f4a0.jpg












↑クリックして拡大

・・・・

三一字一七行の文字座標型絵画第六番のホ
2004
60×35cm
顔料インク、紙
撮影:藤田千彩
発表歴:2004 「松澤宥と九つの柱 九相の未来−パーリー・ニルヴァーナに向かって」広島市現代美術館、2005 「大KATHY展〜謎の指令〜」リトルモア・ギャラリー(東京)、2007 「ART LAN@ASIA」横浜ZAIM(開催中・5月13日まで)
Courtesy Gallery Cellar

・・・・・

4月22日の一品「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のト」を紹介しましたが、
本日の一品は同じシリーズの「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のホ」です。

写真は私藤田が、写り込みする画面を気にしながら正面から撮ってみました。
今日は中ザワさんが、出品作家の澤田サンダーさんと正面からバトルトークします。
会場はこの作品が展示されている、横浜ZAIMで、
本展をキュレーションした増山麗奈さんが司会だそうです。
タイトルは「脳波VS母乳」だってさ。
展示もまだやってます。
ぜひ行ってみてください。


nakazawa_hideki at 01:12コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年04月22日

三一字一七行の文字座標型絵画第六番のト

e62e6613.jpg



















↑クリックして拡大

・・・・

三一字一七行の文字座標型絵画第六番のト
2004
60×35cm
顔料インク、紙
撮影:藤田千彩
発表歴:2004 「松澤宥と九つの柱 九相の未来−パーリー・ニルヴァーナに向かって」広島市現代美術館、2005 「大KATHY展〜謎の指令〜」リトルモア・ギャラリー(東京)、2007 「ART LAN@ASIA」横浜ZAIM(開催中・5月13日まで)
Courtesy Gallery Cellar

・・・・・

実は、昨日からもう一つ、中ザワさんの作品が見られる展覧会が始まっています。
画家の増山麗奈さんがキュレーションし、
中国、韓国、日本のアーティストの作品を並べた「ART LAN@ASIA」
藤田も展示されている写真を撮影するために、さっそく行ってきました。

中ザワさんが出しているのは「三一字一七行の文字座標型絵画第六番」。
8点並んでおり、
「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のイ」
「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のロ」
「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のハ」
・・・「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のチ」
というように
「三一字一七行の文字座標型絵画第六番」というタイトルに
「イ・ロ・ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・チ」がついています。
本日の一品は「三一字一七行の文字座標型絵画第六番のト」です。

そういえば広島での展示も実は見ている藤田ですが、
この作品はその広島での展示向けのサイズ、個数だそう。
確か広島での展示は、薄暗い中に作品がぼんやりあった、としか覚えてません。
なので、改めて光の下でちゃんと見てきました。

他の文字座標の作品より、漢字の並びを解釈するのが難しいと思ったのですが、
並んでいる8点の中でもこの一品は、
「草かんむり」と「木へん」の中に「虫へん」があるから、分かりやすいかも。
一緒に行ってた友達も「離れたほうがキレイ!いいじゃんこれ!」って言ってました。
自然に漢字とひらがなで自然を感じてしまうなんて、ステキ。

私は作品のタイトルも気になってしまった・・・。
なぜ「三一字一七行の文字座標型絵画第六番“のト”」
みたいな名前の付け方をしているのでしょうか???
「8点で一つのシリーズだから」と中ザワさん。
そうなんだ。。。ふーん。。。


nakazawa_hideki at 18:49コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年04月19日

同一の二枠第一〇番

d80f3d76.jpg







↑クリックして拡大

・・・・・

同一の二枠第一〇番
2004
[WEB作品]
http://aloalo.co.jp/nakazawa/method/work036f/frames010.html
発表歴:方法第36号
Courtesy Gallery Cellar

・・・・・

またまたどエラい作品を発掘してしまいました。

ガビガビ?
模様?
なんだこりゃ・・・しかも2つ並んで一つの作品!
同一の二枠第一〇番というWEB作品です。

双方のスクロールを上下に動かしてみます。
背伸びすると(あるいは屈むと)視界が違って見えるように、
ちょっとしたずらしで模様が動いているように見えます。

真ん中の境目のフレームを、左へ。
げ!
右へ。
げげげ!!
これは皆さんやってみて、感じて。

ウィンドウの大きさも変えてみて!
すげーです。

単純そうなのに、めっちゃハマってしまった!
私は5分ほどいじくりまわしてしまいました。

方法第36号


nakazawa_hideki at 23:56コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年02月07日

タイル絵画第一番

34945a82.jpg












↑クリックして拡大

・・・・・

タイル絵画第一番
2004
103x72.8cm
タイル、目地材、パネル
ギャラリーセラー蔵

・・・・・

先日アップした「灰色絵画」
本当にシアン・マゼンタ・イエローが同じ数?数えてみる?
と思いましたが、
細かい作業が苦手なので、私は諦めました。

しかし!
中ザワさんは実は過去に細かい作業をしてました。
それが本日の一品です。

今まで絵具の代わりに文字や硬貨を使った作品は紹介してきましたが、
この作品ではタイルを並べています。

そして!
方法の時代は赤や青などの色を使うことを自らに禁じていたため、
この作品は8年ぶりに色を用いた・・・といいます。
しょ、ショック!(漢字で書くと「色」・親父ギャグですよ皆さん)

タイルは二色。
二進法を使って並べてあります。

とここまで書いて、
昨日紹介した「金額」のシリーズも細かい作業かも・・・と思いました。

中ザワさん、いつも作品制作お疲れさまです。


nakazawa_hideki at 01:25コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2007年01月07日

308620枚の硬貨から成る389924円 (金額第三五番)

c4735a6c.jpg






↑クリックして拡大

・・・・・

308620枚の硬貨から成る389924円 (金額第三五番)
2004
ベイスギャラリーでの展示
発表歴:2004「財飾兼備−ART&MONEY」ベイスギャラリー(東京)

・・・・・

皆さん、朝日新聞日曜版「目の冒険」は見ていただけましたか?
この作品「308620枚の硬貨から成る389924円 (金額第三五番)」も、
紙面に掲載されています。

一見、ごみを壁ぎわに掃いて寄せたように見えますが(←失礼)、
大量の硬貨が床に置かれている“贅沢”な作品です。

新聞によると(つまり中ザワさんいわく)、
「18世紀にオイラーが発見した友愛数」をもとにした作品とのこと。
「友愛数(ゆうあいすう)」については、紙面で学んでもらうとして、
数学をアートにしちゃうなんて、知的だわ!と思う私。
「目で見るだけでは『?』でも脳で視れば『!』なアート」の通り、
今までよく分からなかったことがこういう形で理解できる!
っていうの面白いなぁー!
と、つくづく感じる今日の新聞記事でした。

ちなみに、この作品は、
千葉成夫著「未生の日本美術史」でも紹介されています。
ぜひご高覧くださいませ。

中ザワヒデキポートフォリオ


nakazawa_hideki at 10:29コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!
最新記事
掲載月別Archives
カテゴリー
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)