1984(アクリル画)
2007年09月07日
ぼくセンソウ知らないんだけど
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ぼくセンソウ知らないんだけど
1984
25.8×36.3cm
アクリル絵の具、クレヨン、ボールペン、鉛筆、色鉛筆、油性インク、針金、紙シール、ボール紙、トレーシングペーパー、紙、パネル
発表歴:1986 個展「初個展」ギャラリーアートワッズ(東京)、2004 個展「中ザワヒデキの原点展: 1980年代アクリル絵画」ギャラリーセラー(名古屋)
掲載歴:雑誌「PENTHOUSE」1984年4月号(ページ数調査中)
個人蔵
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藤田「中ザワさん、初めての仕事ってどういうのですか」
中ザワ「初めて?イラストレーターとして初めての作品はこれだよ」
と出してくれたのが、本日の一品です。
「PENTHOUSE」という成人男性誌の巻頭頁、
ほぼ1ページを 埋めるイラストです。
私は「ホー」とため息をつきながら、自分のことを振り返りました。
今日夜、
大阪府立現代美術センターで初の座談会仕事をするのです。
ぜひいらしてね。
2007年06月17日
papaは雲の中でも傘をさす
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papaは雲の中でも傘をさす
1984
51.5×72.8cm
アクリル絵の具、ジェッソ、鉛筆、油性ペン、色紙、トレーシングペーパー、ケント紙、パネル
発表歴:1984 千葉大学祭美術研究会展、1984 「千葉県大学美術連盟展」千葉県立美術館、2004 個展「中ザワヒデキの原点展:1980年代アクリル絵画」ギャラリーセラー(名古屋)
個人蔵
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父の日ですね。
本日の一品も父の日ネタです。
かわいい!
サングラスをかけて、papaと「ぽく」がいます。
FUNKAする浅間山、山の上ホヲテル、MOUNTAIN、CLOUD、
とpapaとぽくは山に一緒に行ったのかな?
絵日記みたいですね。
こんな時間を過ごした日が、誰しもあったのねー。
2007年04月18日
窓
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窓
1984
103×36.4cm
アクリル、クレヨン、鉛筆、色鉛筆、ラシャ紙、パネル
発表歴:1986 個展「初個展」ギャラリーアートワッズ(東京)、2004 個展「中ザワヒデキの原点展:1980年代アクリル絵画」ギャラリーセラー(名古屋)
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すごい意外なものを見つけてしまいました。
中ザワさんが「女の子」を描いているのです。
案外、六本木とか清澄のギャラリーで見られるような現代風です。
たばこ吸って、うつろげなのが怖いんですけど、
影が赤いってのも、怖いです。
肩のあたりと腕の関節あたりで切れてるのも怖いです。
・・・女の子の体が切れてるように見えるのは、
板を2枚つなげていたり、紙を重ねているからなんだそう。
当時はホックニーの写真が流行ってて、その影響らしいです。
私としては、タイトルが「窓」、っていうのが一番怖いです。
2007年04月05日
風景、柵
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風景、柵
1984
45.5×53cm
アクリル絵具、パステル、キャンバス
発表歴:1984 千葉大学祭美術研究会展、1984 「千葉県大学美術連盟展」千葉県立美術館、2004 個展「中ザワヒデキの原点展:1980年代アクリル絵画」ギャラリーセラー(名古屋)
Courtesy Gallery Cellar
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昨日の豪雨&雷とうってかわって、
今日はとっても空が青く、陽射しが気持ちよかったですね。
すぱっとさわやか、って感じで。
そんな作品はないものか、と画像を眺めていたら、ありました!
中ザワさんもこんな景色を見て、描いていたとは。
しかも、これ、美ヶ原だそうです。
一品を毎日書いていると、中ザワさんの意外性に驚かされてばかりです。
2007年02月25日
朝顔が咲く時間
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朝顔が咲く時間
1984
72.8×103cm
アクリル、クレヨン、色鉛筆、紙、パネル
発表歴:1986 個展「初個展」ギャラリーアートワッズ(東京)、2000 個展 佐野画廊(香川)、2001 病院ギャラリー(愛媛)、2004 個展「中ザワヒデキの原点展:1980年代アクリル絵画」ギャラリーセラー(名古屋)
受賞歴:1984 第5回日本グラフィック展佳作
個人蔵
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本日25日、午後2時から、
愛知・岡崎市美術博物館で、
中ザワさんと岡崎乾二郎さんの対談が行われます。
岡崎は「「森」としての絵画」というタイトルの展覧会。
ということで、
中ザワさんは「脳内混色絵画」「脳波ドローイング」「異種画素配置」
を出品していますが、今日の一品では敢えて最初期のアクリル絵画を紹
介しましょう。
朝顔が咲く時間、ってラジオ体操するような時間帯ですよね。
格子になったネットにからまりながら、朝顔が咲いています。
向きもさまざま、あっちやこっちに咲き誇っています。
そうそうこんな形よ、という葉っぱも面白い。
そして何より、朝日のような赤い地色が目にしみるほど印象的。
中ザワさんによるとこの赤は、ルミナス・ローズという蛍光色を分厚く
塗り込めたものだそうです。
この作品は、私の好きな作品のひとつ。
こういった原点の作品があったうえで、
展示中の「脳波ドローイング」や「脳内混色絵画」がある。
中ザワさんの歴史の長さ、制作の幅広さを実感できますね。