文章(美術作品)
2007年06月14日
336個の回文的造語(滝)
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336個の回文的造語(滝)
2003
120×36.5inch(304.8×92.7cm)(注)
発表歴:2003 ISCPオープンスタジオ展(ニューヨーク)(注)
ISCPでのインスタレーション(現存せず)(注)
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雨の季節です。
水っぽいものを選んでみました。
さんずいの漢字が、
画数が多いものから少ないものへ上から下へ流れているように見えることから、
通称「滝」と呼んでいる、本日の一品です。
(発表時は、ただの「336個の回文的造語」でした)
アルファベット部分は、発声練習みたいに母音が並んでいます。
関係ないけど、フランス語で水って「eau」ですよね。
惜しい終わり方だと思ってしまいました・・・。
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(注)
現存しないISCPでのインスタレーション展示ののち、
中ザワさんは新たにタブロー作品(大&小)を制作しています。
[大]200×62.6cm (ed.1)
発表歴:2006「DOMANI・明日」損保ジャパン東郷青児美術館(東京)
個人蔵
[小]90×28.1cm (ed.5)
発表歴:2004 個展「文章」ギャラリーセラー(名古屋)
掲載歴:2006 「婦人画報」アシェット婦人画報社 2006年7月号 (no. 1236) pp. 228-230
個人蔵
2007年01月28日
960個の回文的造語
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960個の回文的造語
2003
左上、中上、右上・・・各16.5×44inch(42x112cm)
左中、中中、右中、左下、中下、右下・・・各25.6×44inch(65x112cm)
発表歴:2003 ISCPオープンスタジオ展(ニューヨーク)
Courtesy Gallery Cellar
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見せかた、というのが美術には重要な気がします。
壁にあるから美術作品、というのもアリですけど、
おっ!と思わせる場所にあるのもアリです。
インスタレーションは配置自体に意味を持つ気がしますが、
この作品の場合、そういうインスタレーション的意味は
持ち合わせていないと思います。
どちらかというと、この作品の場合、
窓ガラスに文字がある!およよ!ということが言いたいのです。
そして窓の外、景色ではなく、「文字」に見やったときに、
何が書いてあるんだろう?と目を配ったとき、
1月8日にも紹介した「回文ならぬ回語」的要素を含んでいます。
知能テストを思い出させるかなりはっきりした規則性があるようです。
中ザワさんの作品をきっかけに、
ふと別の場所にも目を向けてみてください。
もしかしたら、案外(意外にも)えっ!という場所に作品はあるかも。
2007年01月08日
903個の回文的造語から成る文章第一番
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903個の回文的造語から成る文章第一番
2003
51.5×103inch(130.8×261.6cm)(注)
発表歴:2003 ISCPオープンスタジオ展(ニューヨーク)(注)
ISCPでのインスタレーション(現存せず)(注)
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ん?
一見なにを書いているのかよく分かりませんね。
これは「しんぶんし」のような、上から読んでも下から読んでも読むことが出来る、
回文ならぬ回語を並べています。
中ザワさんは、意味を求めるというよりも、一定のルールでこの回語を作ることを楽しんでいるようです。
ええっと・・・と苦しそうに読みあげてしまったあなた!
イヴェントでの、音声ファイルも楽しめます。
イミを持たせてないようですが、コトバを楽しく操っている、という感じでもあります。
何語か限定できない単語なのに、ドイツ語のように聞こえるのは私だけかしら?
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(注)
現存しないISCPでのインスタレーション展示ののち、
中ザワさんは新たにタブロー作品(大&小)を制作しています。
[大]69.8×139.5cm
発表歴:2004 個展「文章」ギャラリーセラー(名古屋)、2006「DOMANI・明日」損保ジャパン東郷青児美術館(東京)
Courtesy Gallery Cellar
[小]31.2×62.4cm
個人蔵
中ザワヒデキポートフォリオ 903個の回文的造語から成る文章第一番