舞踊作品
2007年08月04日
方法舞踊第二番「三章のデュオ」
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方法舞踊第二番「三章のデュオ」
[舞踊作品]
2006
上演歴:2006年7月15日初演: 国際芸術センター青森(川山初美、杉澤朋美)、2007年8月4日再演: 奈義町現代美術館(岡山)(ハガミチ子、藤田千彩)
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今日は中ザワさんの「切手展」のオープニング!
中ザワさんは朝まで同報メールを送るのに大変だったそうです。
その同報メールに、
中ザワヒデキ 切手展 関連イベント
8月4日(土)午後3時スタート
中ザワヒデキ「方法舞踊第二番 "三章のデュオ"」(2006)
とありましたが、
学芸員実習で来ている同志社大学のハガミチ子さんと私・藤田が上演しました!
どうやって踊るか、どう手や足を動かすかなどは、
この画像=「ラバン譜」という舞踊の譜面に書かれています。
作品は、タイトルの通り三章からなり、ダンサーはAとBの2名です。
一章(part1)は12拍、二章(part2)は24拍、三章(part3)は40拍。
たとえば一章(part1)だと、
Aが6拍分(5歩分)右足から前に進み、6拍分(5歩分)右足から後ろへ戻ります。
Bは3拍(2歩分)左足から前に進み、3拍(2歩分)左足から後ろへ戻ります。
というのを2回すると12拍となり、AとBはそろってスタート地点へ戻ります。
時間は5分もあれば終わってしまうパフォーマンスで、
美術館の屋上部分(これまで舞台として使われたことがないのにきちんと客席になっている!)で上演しました。
暑かったですが、無事終了してよかったです!ありがとうございました!!
初演 ラバン譜 切手展ブログ 舞踊上演本番の切手展ブログ
2007年04月13日
方法舞踊第一番
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方法舞踊第一番
[舞踊作品]
2001
150×1.1cm
顔料デジタルプリント、紙
発表歴:2001 個展「質量」レントゲンクンストラウム(東京)、2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)、 2005 藝術倉庫(栃木)
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ポストに某オークションのお知らせハガキが入ってました。
オークション出品アーティストに「中ザワヒデキ」の文字・・・。
本日の一品が出品されるそうです。
藤田「ブヨブヨというか、なんですかこれ」
中ザワ「舞踊作品だよ」
藤田「ぶ・・・ぶよう?」
某ダンス系新聞でもテキストを書いていた藤田ですが、紙の上で“舞踊”とわ!
・・・と思ったら、これは「舞踊譜」、つまり音楽でいう楽譜にあたるものです。
ラバノーテーションという舞踊の記譜法にのっとって、作られています。
ラバノーテーションは下から上へ読むそうで、ひとつの線でつながっています。
初演は2001年5月に、
レントゲンクンストラウムでの個展にあわせたオープニングイベントとして、
表参道の街中でダンサーの黒沢美香さんが30分くらい踊るというのをしたそうです。
(私は見てません)
演奏用の譜面はA4サイズ2枚にわたってますが、
美術作品としては長〜く出力されているものです。
本作は、出力番号が違うプリントがいくつかあります。
藝術倉庫他に収蔵されています。
本日の一品の写真は、こうした出力番号の違う2点を並べて展示したもの(ギャラリーセラーの展示)。
ちなみに今日のオークションには、出力番号1番が出品されるそうです。
方法第8号(同人作品)