1983(アクリル画)
2007年05月13日
MAMA
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MAMA
1983
45.5×53cm
アクリル絵具、パステル、カンバス
発表歴:1984 千葉大学祭美術研究会展、2004 個展「中ザワヒデキの原点展:1980年
代アクリル絵画」ギャラリーセラー(名古屋)
個人蔵
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今日は母の日。
中ザワさんの作品って、そういうこと関係ない作品ばかりだから、
と思ってた矢先!
「MAMA」って文字、窓の外の赤いのはカーネーション?
(ああ、雲なんですか!)
と母の日ならでは、の作品を発見しました。
中ザワさんのお母さんは私は存じ上げませんが、
子どもが舌を出してしまういたずらや失敗をしても、
後ろで笑顔でいるような感じなんでしょうね。
ほほえましいですね。
2007年01月15日
竹橋エレヂイ
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竹橋エレヂイ
1983
36.4cm×51.5cm
アクリル絵具、クレヨン、ボールペン、色鉛筆、針金、包装テープ、紙シール、化学繊維ネット、ジェルメディウム、紙ボード、ボール紙、トレーシングペーパー他
発表歴:1985 「はるのしんさく」茅場町くるくる、1986 個展「初個展」ギャラリーアートワッズ(東京)、2000 個展 佐野画廊(香川)、2001 病院ギャラリー(愛媛)
受賞歴:1984 第1回クレセントコンペ奨励賞
Courtesy Gallery Cellar
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(以下、藤田からのメールに中ザワさんが返信したものより)
> 先日、中ザワさんと竹橋の東京国立近代美術館に行きました。
> 閉館間際の夕暮れ時、中ザワさんはぼそっと「竹橋エレヂイ」とつぶ
> やきました。
> そう、こんな光景でしたね。
>
> 赤い色がとても印象的です。
> 夕焼けに染まる真っ赤な空。
> 皇居のお堀。
> 女のうつろな顔。
> 遠くに見える飛行船。
> 夕焼けに染まる魚。
> 倒れそうな杭。
>
> 真っ赤な色にだまされてしまいそうだけど、
> 本当は憂鬱で退屈な世界なのです、おそらく。
>
> 私の偏見ですが、竹橋という場所はぱっとしません。
そりゃおめえの偏見だろっ
> 新聞社と美術館があるT字路以外、特になにもないし。
> なんのために行くのかというとその2つの場所にしか行くとこないし。
いまの藤田さんにとってはそうかもしれないが
千葉の大学に入りたての若造には、東京にわざわざ出て、
アートに接する楽しい場所でした。
いやいや、神奈川の大船の高校生のときから、東京に
わざわざ出て、美術なるものに接する楽しい場所でした。
だから僕にとってはとてもぱっとした場所でしたよ
> だからこの哀愁がピッタリなんだと思います。
> 切ないですね・・・。
哀愁 は 夕焼けに対するもので、
つまりロマンチックな夕焼けのエレジーの
つもりでした。