脳波ドローイング
2007年03月25日
脳波ドローイング第14番 (2006年11月5日第3回パフォーマンスの4)
↑クリックして拡大
・・・・・
脳波ドローイング第14番 (2006年11月5日第3回パフォーマンスの4)
2006
24.5×300.0 cm
インク、紙
発表歴:2006 中ザワヒデキ ライブ パフォーマンス 「脳波ドローイング」 (公開制作36)府中市美術館、2007 「“森”としての絵画」岡崎市美術博物館(開催中・3月25日まで)
Courtesy Gallery Cellar
・・・・・
中ザワさんが毎週連載をしていた、
朝日新聞Be「目の冒険 脳で視るアート」が、今日、最終回を迎えました。
最終回は「脳で描くアート」として、中ザワさんの作品「脳波ドローイング」です。
これは去年11月に府中市美術館公開制作室で制作した作品です。
(詳しくは「脳波日記」をご覧ください)
本日の一品は、
新聞に掲載されている、
「脳波ドローイング第14番 (2006年11月5日第3回パフォーマンスの4)」です。
この一品は、今日まで岡崎市美術博物館「“森”としての絵画」でも展示されています。
新聞には「荒れ狂う波濤を画面いっぱい」と表現されています。
実際、これだけではないのですが、
どういう脳波が出るのか、出せるのか、ということを
みっちり2週間、修行していました。
毎日「おおっ」「すげえっ」という連続でした。
操作、というと大げさですが、
やがて中ザワさんの中で「こうしたらこういう波形が描ける」
というのが見当つくようになりました。
私は助手として、
脳波計の電極を中ザワさんの頭に講習で習ったとおり付け、
脳波計の操作をしていました。
なので、今日の新聞記事は、私のことが書かれているようでうれしいです。
中ザワさん、3ヶ月間の連載お疲れさまでした。
「脳波日記」 中ザワヒデキ 脳波ドローイング 2006 2006年10月現在の中ザワヒデキについて(インタビュー) 「脳波ドローイング」手記 美術出版社「美術手帖」2007年1月号(vol.59 no.890)pp.176-177「中ザワヒデキの公開制作「脳波ドローイング」 脳波の制御は可能なのか、それはドローイングなのか」(雑誌掲載・テキスト新川貴詩)
2007年01月25日
脳波ドローイング第8番 (2006年11月4日 第2回パフォーマンスの3)
↑クリックして拡大
・・・・・
脳波ドローイング第8番 (2006年11月4日 第2回パフォーマンスの3)
2006
24.5 x 300.0 cm
インク、紙
発表歴:2006 中ザワヒデキ ライブ パフォーマンス 「脳波ドローイング」 (公開制作36)府中市美術館
Courtesy Gallery Cellar
・・・・・
昨日の「単一曲線」で、「はっ」と思い出しました。
「脳波ドローイング」の存在を〜〜〜。
去年の府中市美術館での展示で、よく聞かれる質問のひとつに、
「どうやったらこの波形は出るんですか」
というのがありました。
「脳が活動する」ということが、目に見える形「脳波」になっています。
私が描いていたわけでないので、詳細はよくわかりませんが、
中ザワさんはいつも何かしら考えているようで、脳波が動いています。
この動きは考えているということであって、
「やらしいことを考えてるんでしょ」といわれますが、
内容とは一致しないようです。
あ、もしかしたら、
やらしいことを考えてるから大きく脳が活動しているのかも?!
あ、ここで中ザワさんからチェックが入りました。
「考えてないときも脳波は出る」だそうです。
・・・オー!ノォーッ!
いずれにせよ、当時はいろんな波形を出すために修行しました。
今後も他のいろいろな波形をお見せしていきます。
「脳波日記」 中ザワヒデキ 脳波ドローイング 2006 2006年10月現在の中ザワヒデキについて(インタビュー) 「脳波ドローイング」手記
2007年01月01日
脳波ドローイング第1番 (2006年11月4日 第1回パフォーマンスの1)
↑クリックして拡大
・・・・・
脳波ドローイング第1番 (2006年11月4日 第1回パフォーマンスの1)
2006
24.5×300.0 cm
インク、紙
発表歴:2006 中ザワヒデキ ライブ パフォーマンス 「脳波ドローイング」 (公開制作36)府中市美術館
Courtesy Gallery Cellar
・・・・・
去年秋に制作を手伝った作品です。
脳波測定の講習、中ザワさんに脳波計を取り付ける、ドローイング展示など、
脳波どっぷりだったですね。
このドローイングを描くために、パフォーマンスという形式で制作しました。
他人の前で見せる、というパフォーマンス。
その前に、
脳波計の取り付け、どうやったらいいドローイングになるか、
どうやったら見せるパフォーマンスになるか・・・
2週間みっちり修行したあの日々はきっと忘れられないことでしょう。
私もパフォーマーではないので
(もっと言えば人の前に立つなんてあまりしたことがない)、
いまでも「これから脳波ドローイング第1番を始めます」というセリフを
何度も練習したことを思い出します。
こうして出来上がった「脳波ドローイング第1番」なのです。
「脳波日記」 中ザワヒデキ 脳波ドローイング 2006 2006年10月現在の中ザワヒデキについて(インタビュー) 「脳波ドローイング」手記