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『人工知能美学芸術展 記録集』
編・著・発行:人工知能美学芸術研究会
出版記念AI美芸研第2弾!!
「人工知能美学芸術展」は、人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)と沖縄科
学技術大学院大学(OIST)が主催し、ゲーテ・インスティトゥート東京ドイ
ツ文化センターと協働して、2017年11月3日から2018年1月8日迄の67日間、
OISTにて開催した展覧会の名称である。同展は人工知能(AI)をテーマとし
た総合的な芸術展で、34項目の美術展示のほか、4つの音楽コンサートや8回
の研究シンポジウムを含み、美学という観点を前面に打ち出した大規模な展
覧会としては世界初であった。本書はAI美芸研が2019年に最新の知見を盛り
込み編纂した、日本語と英語のバイリンガルによる同展の記録集である。
B4判/176頁/カラー図版多数/定価5,000円+税/編・著&発行:AI美芸研
第28回研究会は出版記念の第2弾!! として、高橋恒一(理研、全脳アーキテ
クチャ)からの講演、並びに杉浦洋(Yoko Sugiura Nancarrow)(作曲家コ
ンロン・ナンカロウ夫人/考古学者)をお迎えしNADiff五十嵐玄、当会中ザ
ワヒデキ、当会草刈ミカとで語らう座談会の2部構成として2月16日(日)19時
より恵比寿の書店 NADiff a/p/a/r/t にて開催します。新刊販売致します。
http://www.nadiff.com/?p=17789
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■開催概要
【名称】
第28回AI美芸研「人工知能美学芸術展記録集出版記念」@NADiff a/p/a/r/t
【日時】
2020年2月16日(日)19:00-21:00
※終了後、懇親会(ナンカロウ氏に因みメキシコ料理@ZONAROSA)
【会場】
NADiff a/p/a/r/t(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F)
http://www.nadiff.com/?page_id=152
【出演】
高橋恒一(理化学研究所、全脳アーキテクチャ・イニシアティブ)
杉浦洋(Yoko Sugiura Nancarrow)(作曲家夫人/考古学者)
五十嵐玄(NADiff現代音楽担当)
中ザワヒデキ(美術家、AI美芸研代表)
草刈ミカ(美術家、AI美芸研企画制作)
※トークは撮影、実況、配信可能です。記録動画を後日公開します。
※今回の全体討論は終演後の懇親会にて行われる予定です。
【参加費】
2,000円( http://www.nadiff.com/?p=17789 にて御予約お願いします)
※入場先着順、受付開始開演15分前(18:45)、定員50名。
※懇親会への御参加は、別途実費となります。
※懇親会のみの参加は御遠慮ください。
【出版記念】
『人工知能美学芸術展 記録集』編・著&発行:AI美芸研 ★内容超濃厚★
日英バイリンガル/B4判大型書籍/176頁/カラー図版多数/定価5000円+税
【主催】
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
NADiff a/p/a/r/t
■講演内容
【トーク第1部:高橋恒一講演】
「科学と技術の離婚」
高橋恒一(理化学研究所、全脳アーキテクチャ・イニシアティブ)
古代ギリシア以来形而上学的な性質が色濃かった自然哲学から経験主義的な
一分派が独立して現在我々が「科学」と呼ぶものが成立したのは300年ほど
前のことである。自然法則の形式的な理解が巨大な利潤と効用に結び付くと
いう歴史的な大発見であり、その後の産業革命や現代技術の歴史までつなが
っていく。それ以前はアート(アルス)と関係の深かった技術(テクネー)
が疎遠になり科学と技術の結婚生活が始まったのがこの時期である。
近年の情報技術の発展により、我々は認識と複雑な判断を人間から独立し
て行う技術を手にしつつあるが、これは現代の美学と芸術の根本にも影響す
る。自然科学の領域では将来的に人間の生物学的な認知能力を超えた領域で
自動的に科学的知識を発見するAIロボットシステムの開発が現実化しつつあ
るが、さらにこの先には科学(=自然哲学)と技術の離婚、さらには技術と
アート(=制作)の再婚という次の必然が待っているのかもしれない。
※OISTでの第11回AI美芸研シンポジウム「未来のAI」で高橋恒一が行った講
演「人類を再発明するために必要なこと」の抄録を、展覧会記録集に所収。
また、高橋とAI美芸研とで担当した学会誌『人工知能』2018年11月号の特集
「AIと美学・芸術」から「特集にあたって」も再録。(※文責・AI美芸研)
【トーク第2部:作曲家コンロン・ナンカロウを巡って】
「人工知能音楽の先駆-“自動演奏ピアノのための習作”」
杉浦洋(Yoko Sugiura Nancarrow)(作曲家夫人/考古学者)
五十嵐玄(NADiff現代音楽担当)
中ザワヒデキ(美術家、AI美芸研代表)
草刈ミカ(美術家、AI美芸研企画制作)
全域でけたたましく鳴り響くピアノ音群。同時に多数動き回る複雑怪奇なパ
ッセージ。一体全体指が何本あったら足りるのか。とても人間わざとは思え
ない。そう、これは自動演奏ピアノである。「機械美学/人間芸術」の驚く
べき先例として、2017年11月5日、OIST講堂にて、人工知能美学芸術コンサ
ート 03 「人工知能音楽の先駆」を開催した。副題は「コンロン・ナンカロ
ウのロール紙自動演奏ピアノコンサート」。日本初のピアノロールによるナ
ンカロウ連続演奏会であった。
この座談会では、作曲家夫人でメキシコ在住の Yoko Sugiura Nancarrow
(杉浦洋)をお迎えし、1950年頃から《自動演奏ピアノのための習作》を書
き続け1997年に亡くなったコンロン・ナンカロウについて、五十嵐玄、中ザ
ワヒデキ、草刈ミカとでお話を伺います。
※杉浦洋(Yoko Sugiura Nancarrow)は1950年代に単身メキシコに渡りメキ
シコ国立自治大学(UNAM)考古学教授を長年勤め上げ、現在もメキシコ在住
である。1969年に作曲家コンロン・ナンカロウと出会い妻となり一子をもう
け1997年に作曲家の死を看取った。『人工知能美学芸術展 記録集』に「コ
ンロン・ナンカロウの思い出」を寄稿。(文責:AI美芸研)
※五十嵐玄は1980年代より池袋西武「ART VIVANT」(現NADiff前身)の現代
音楽レコードコーナーを担当、世界中の現代音楽動向に精通するとともに評
論、CD評、音楽イベント企画等に携わる。現・NADiff。(文責:AI美芸研)
※美術家の中ザワヒデキは1998年、『ユリイカ』に「作曲の領域:シュトッ
クハウゼン、ナンカロウ」を寄稿、2000年に「方法主義」の活動を始める切
っ掛けとした。AI美芸研代表。
※美術家の草刈ミカはOISTで開催された「人工知能美学芸術展」で演奏され
たナンカロウのピアノロールを30本以上所蔵する。同展の内容や構成のほと
んどの企画立案と決定を行った。AI美芸研企画制作。
■人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
公式サイト
https://www.aibigeiken.com/
Facebook
https://www.facebook.com/groups/1155307841158207/
Twitter
https://twitter.com/AIbigeiken
※先日2/12 DOMMUNE 御視聴10000超え有難う御座いました!
※『人工知能美学芸術展 記録集』出版記念第3弾!!!は、第29回AI美芸研と
して2月24日(月・休)15時よりPepperアトリエ秋葉原 with SoftBank にて
ロボットに創発する言語研究のミカエル・シュプランガー(アーティスト/
Sony CSL)をお招きし開催予定です(日英逐次通訳)。詳細は改めます。
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是非、お越しください。
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
代表 中ザワヒデキ
企画制作 草刈ミカ
2020-02-14
- 本頁作成。
- 上記日本語メールをAI美芸研メアドより日本語話者に同報配信しました。
- 公式頁: https://www.aibigeiken.com/research/r028.html
- FB頁: https://www.facebook.com/events/622004798614822/
- NADiff頁: http://www.nadiff.com/?p=17789