学会誌『人工知能』で特集「AIと美学・芸術」

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学会誌『人工知能』33巻6号(2018年11月号)
特集:「AIと美学・芸術」

人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)よりお知らせです。

一般社団法人「人工知能学会」(JSAI:1986年設立、会員数約4,900名)が
隔月で刊行する学会誌『人工知能』の2018年11月号(33巻6号)は、
特集:「AIと美学・芸術」です。
当会(AI美芸研)の中ザワヒデキならびに草刈ミカが、学会誌編集委員会・
正規委員の高橋恒一とともに、本特集の企画・構成を担当しました。

「今回の特集《AIと美学・芸術》では、AI技術を単なる知的労働の自動化技
術とする見方を超えて、ヒトの創造性そのものに対する問題提起として考え
られないのか、芸術そしてその基礎論ともいえる美学の観点から新たな視点
をもたらすことを目論んだ。」(「特集《AIと美学・芸術》にあたって」)

中ザワと草刈による対談では、2017年末から2018年初にかけて沖縄科学技術
大学院大学(OIST)で開催された「人工知能美学芸術展」を、約60枚のカラ
ー図版とともに紹介しました。
所収の濃密かつ重要な論文9本は、AI美芸研で今までにお招きした先生方に
よるものです。
また、DeepDreamによる今号の表紙画も当会草刈が制作しました。

特集:「AIと美学・芸術」

特集「AIと美学・芸術」にあたって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋恒一・草刈ミカ・中ザワヒデキ
対談:「人工知能美学芸術展」をめぐって ・・・・・・・・・・・・中ザワヒデキ・草刈ミカ,コラム:銅谷賢治
人工知能と美学と芸術
 ─人工知能が真に鑑賞し創作し,人間の美学と芸術が変貌する─ ・・・・・・・・・・・・・・・中ザワヒデキ
「人工知能美学芸術展」の意義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秋庭史典
計算美学尺度を用いた抽象画像自動生成の試み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・畒見達夫
人工知能と音楽
 ─音/音楽自動生成システム:サウンドロイドの開発を通して 古川聖・大村英史・濵野峻行・川村剛・柴山拓郎
コンサート「AI作曲と計算論的創造性」を終えて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中翼
芸術の進化的起源 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・齋藤亜矢
作品解釈と評価の定量化の試み
 ─批評から創作に向けて─ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村井源
人工知能は創造的認知の何を語るか
 ─思考の二重性と合理性に基づく一考察─ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・服部雅史
自律的な意味創出
 ─科学とアート─ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シュプランガー・ミカエル・ノエル・ステファン

アーティクル

表紙解説
 ─人工知能美学芸術研究会『Deep Rembrandt Dream 2』─ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・草刈ミカ
表紙イラスト: (C)2018 人工知能美学芸術研究会

全目次
https://www.ai-gakkai.or.jp/vol33_no6/

一般書店のほか、Amazonでもお買い求めいただけます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JJPDBM4/

また、JSAIが運営するAI書庫で有料にてダウンロードできます(一部無料)。
https://jsai.ixsq.nii.ac.jp/ej/

ぜひ、ご購読ください。

【予告】
次回の第22回AI美芸研は、「ザ・直感」と題して
・服部雅史(立命館大学総合心理学部教授、認知心理学)
・大澤真幸(社会学者、THINKING「O」主宰)
両先生をお招きし、2018年12月23日(日祝)午後3時より、神保町の美学校
にて開催予定です。
終了後、懇親会(兼・鰤しゃぶ忘年会)予定です。
奮ってご参加ください。

【参考】
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
https://www.aloalo.co.jp/ai/
人工知能美学芸術展
https://www.aloalo.co.jp/ai/exhibition/

美術家/AI美芸研 中ザワヒデキ
美術家/AI美芸研 草刈ミカ


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2018-11-14
- 本頁作成。
- 上記日本語メールを日本語話者に同報配信しました。


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