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個展 レントゲン、セラー (20010505)



4th個展 DM 絵柄面 宛名面 ----レントゲンクンストラウム、東京 『質量』

5th個展 DM 絵柄面 宛名面 ----ギャラリーセラー、名古屋 『金額』



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中ザワヒデキ個展 プレスリリース

レントゲンクンストラウム 2001/05/10木-06/02土 初日18:00イヴェント*A

ギャラリーセラー 2001/05/18金-06/09土 (Part 1) 初日18:00イヴェント*B
         2001/06/15金-07/07土 (Part 2) 初日18:00イヴェント*C

美術家・中ザワヒデキは、2000年1月1日、詩人と音楽家の立会のもと「方法絵画、方法詩、方法音楽(方法主義宣言)」を発表し、明けて2001年1月1日、「方法主義第二宣言」の発表に立ち会いました。
彼は、青や赤や黄などの実際の色彩(生理的色彩)を捨て去っても、なお、論理的色彩とでもいうべきものが存在すると主張します。実際には文字や碁石を「色彩の画素」として扱った作品群──見た目には白黒ですが構造としては「色彩絵画」──などを発表し、今日においてもなお探求されるべき還元主義の実作を「方法絵画」と称して呈示してきています。

レントゲンクンストラウムでの展覧会では
(1)原子記号と素数による「色彩絵画」の壁面プリント
(2)「彫刻」の本質を線の問題に還元した「単一曲線」シリーズの新作
(3)多数性と同一性を扱う新シリーズ「質量」
を発表する予定となっております。

ギャラリーセラーでは上記(2)(3)や過去の作品に加え、
(4)多数性と同一性を扱うシリーズ「金額」の、新展開作品
を発表予定です。

中ザワヒデキは、2001年3月25日迄、6th北九州ビエンナーレ〜ことのはじまり〜にも出展しており、また4月23日にはNTT出版より『西洋画人列伝』を刊行しました。同書の骨子は、西洋絵画史に通底する色彩論と形態論の二項対立、ならびに最終的には同語反復に至るという美術史観ですが、それはまさに中ザワが作品において一貫して追及しているものです。



また、各会期の初日にはイヴェントが予定されています。

*A= 2001/05/10木(レントゲン個展初日) 午後6時から数十分間 ラフォーレ原宿前交差点から表参道交差点までの歩道を、ダンサーの黒沢美香が歩行します。歩行は、中ザワヒデキがラバン記譜法で書いた方法舞踊作品の初演として行われます。観覧希望者は5時55分までにラフォーレ原宿前に集合してください。

*B= 2001/05/18金(セラー個展 Part 1 初日) 午後6時よりギャラリー会場にて 中ザワヒデキの方法音楽作品を機械音声にてお聴かせします。

*C= 2001/06/15金(セラー個展 Part 2 初日) 午後6時よりギャラリー会場にて 中ザワヒデキ、松井茂、足立智美の共作『方法カクテル』をふるまいます。



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