1996年03月のまるちめ日記(96.03.01〜96.03.31)

96.03.01(金)
雨。渋谷で眼科。PiPPiN版キッズボックス発売にあたってのブックレット内容の変更点チェック等。PiPPiNのあのブーメランだと、マウスをクリックするという感覚はどういうリアリティの産物になるのだろーか? とりあえずMac版キッズボックスではタワシはイラストしか提供していないように誤解されがちだった記載が、PiPPiN版ではやっと改められるってかんじ。オビにも「大人もハマる!」とのフレーズが入る。

96.03.02(土)
「太陽」誌に、この前オオタ・ファイン・アーツで見た「初期の小沢剛」展のレビュー記事書き。過去作品を自分でまとめるって事態についてあれこれ思索。しかし芸術の自己言及ってことで、この前DIGITAL BOY誌に書いた「さるまん2」にも相同な、ダダイズムの宿命的事態だとまで書くだけのスペースはない。または、たんに自己の仕事をまとめる行為ってことではROM論としてタワシはずっと考えてることなのだが、それについて書くスペースもない。……などと考えてると妄想はどんどん膨らみ、以前から考えていた自分のROM作品というものについても、あれこれ考えてしまう。

96.03.03(日)
ジャストモアイ誌で2年間続いたCD-ROMレビューの連載の最終回に、この前マックエキスポで買った3点について書き連ねる。このCD-ROMレビューにしろ、今年から始まった太陽誌でのアート展レビューにしろ、タワシにとっては「レビューの体裁を借りた自説発表の場」なのかもしれない。しかしそれにしても、CD-ROMを見るのが仕事でなくなってしまうってことは、今後あまりCD-ROM見る機会もなくなってしまうってことであろう。

96.03.04(月)
イラストレーション誌連載「その後のバカCG」着手。今回は「イラストレーションとバカCG」という章。当時のキテレツなCG状況についてで、CGのハード状況じゃなく、普通の雑誌編集者にCGを普通のイラストとして認識してもらえるまでの道のりと苦労を書き留めてるのだ。書き進めるうちに、予想外だった事に自分がずいぶんちゃんとしたイラストレーターだったんだってことに気付き驚愕。ついでに今日届いた田中ひろみ氏のFAX新聞「広観しんぶん特大号」は、2ページ分にわたって田中氏がいつものあの調子で快調に飛ばしており、これまた驚愕。アロアロ商品会議。

96.03.05(火)
朝ジャストモアイ誌の担当氏が前回マックエキスポで購入したCD-ROMを引き取りにいらっしゃる。ひねもすイラストレーション誌原稿。愛機FP510プリンタの事やそれにまつわるWYSIWYG等について書き出すと止まらず、あっという間に字数を大幅オーバーしてしまい、夜になってから「DTPの項は次章に回す」などと決心したり。

96.03.06(水)
引き続きひねもすイラストレーション誌原稿。夜、SYZYGYS冷水氏よりフロッピもよろしくとのTELの最中、地震あり。

96.03.07(木)
朝までに必ずと言われていたイラストレーション誌の締切には手こずったものの、やっと18時過ぎにNIF入稿。20時くらいにアスク天谷社長と本田氏見え、キッズボックスとデジねんの契約に関する第2回ミーティング。ミーティングはとても好調。途中でお寿司をとりおもてなししたが、そのあとなんとなくおなかが痛い。お二人が帰られた後もどうも痛く、いやだんだん痛く、しくしく痛く、一緒に食べた人達はみななんともないようなのだがアニサキスだったらやだな。……何も考えたくないのでTiger入ったするも、ちゃんとした文を書く気にもなれず、早々就寝。

96.03.08(金)
腹痛はケロリンパと治っていて、お騒がせしました(^^;) 渋谷で眼科後、岡崎球子画廊寄って松澤宥展拝見。オープニングパフォーマンスが先月のマックエキスポの最中2月22日2時22分にあって、それに行き損なったまま、行きそびれていたもの。新たな資料「ψの宇宙」を入手。

96.03.09(土)
マニアックで散髪。夜、和栗由起夫の好善社「舞踏花伝」見にシアターXへ。ジャストシステム社から発行される予定の舞踏のCD-ROMにコメントを寄せるという、一応仕事。土方巽の弟子とのことで、土方の暗黒舞踏そのものを見たことがあるわけではないけど、どちらかというと「アレンジ法としての暗黒舞踏」だったのでは。……ちなみに今回イラストレーション誌の原稿で引用させていただいた岸野雄一氏「アレンジ法としてのテクノ」というフレーズの応用です。

96.03.10(日)
先見ゼミでは緑ペソ先生が運悪くモデム壊れてしまったが、なんとか収拾つけるメド立つ。ジャストモアイCD-ROMレイヴショー最後のイラスト。朝パソ4コマイラスト。明け方までかかって先月のまるちめ日記の整備。

96.03.11(月)
先月のまるちめ日記をまとめてたら字数が多すぎ、しかしどんどん削ってなんとかする。日記のイラストはオール・デジネンで作って、夜にはNIFTY入稿。つかのに印種でいろいろ調べものしてもらう。どうも風邪。

96.03.12(火)
風邪がちょっとつらい。大岡に図書館でいろいろ調べものしてもらいながら、澤田さん関係の仕事。考えることがありすぎて大変。今日はまた新たで重要なピカ。まるちめ日記担当の寺谷さんより「『動くキューティマスコット』の欠点見つけました〜(笑)。それは漢字トーク7.5の『最近使ったアプリケーション』が、全部マスコットになっちゃうことです〜(笑)。最近自分って、マスコットばかりやってたのかな〜なんちて。」とのTELいただく。ちゃんとハマッていただきドーモです。

96.03.13(水)
澤田さんに送る予定のテキストがまたどんどん々々膨大になってってしまって、TexEditの最大文字数16000字(半角で32000字)を簡単に越えてしまい、やむなくテキストファイル分割。夕刻AXIS誌の稲本さんと西村君来る。触感等についての特集ということらしく、デジネンについての取材。そういえばデジネンの元になるアイディアを5年くらい前に思い付いてサルブルの方々に「こゆソフトって、ないの?」と相談したとき、西村君もその場にいて話を聞いててくれてたのだった。風邪で鼻をかみすぎて鼻の下が赤くなり、前田に面白がられる。

96.03.14(木)
澤田さん仕事の続き。しかしそれにしても、1個問題を思い付き、その問題について考えてる間に、もう2個別の問題を思い付いてしまうよーなかんじだから、時間があれば問題は解決するどころか、逆に未解決問題が増えてしまうとゆー困った事態なわけなのだ。この「時間があれば未解決事項が増えていく」という困惑の図式は、別にこの澤田さんの仕事に限ったことではなく、純粋イラストを除くタワシの仕事すべてについてその傾向があるかもしれない。そんなのキリがあるわけなく、考えるからイケナイのだと思って思考をしばし止めてみようと、資料の事典のコピーをポケーっと眺めてたりすると、たまたま調べてたのとちょうど同じページに「エポケー」という項目があったりする。

96.03.15(金)
渋谷で眼科後、パルコブックセンターで「シュレーディンガーの猫」やらディスプレイの本やら購入。……いま日記書いてて気付いたけど、昨日の日記の悩みと、シュレーディンガーの猫の話と、ハイパーテキストの思想ってリンクしないだろうか? もともとガロ誌にしろイラストレーション誌にしろ文を書いてていつも思うのは、何方向にも思考をつなげていけるのに、どうしてリニアーに書かなければいけないんだろってことで、その打開案として妥協的に注を沢山設けたり、まだ実現してないけど寝助でテキスト発表したりしたいとさえ随分前から真剣に考えてるわけなのだ。しかしそのハイパーテキストってことをあのシュレーディンガーの多重世界論と関連させるってアイディアには、今まで思い至ってなかったワケ。そーいえばついでに、岸野君の歌う「どっちへ行こう? どっちも同時に行こうよ。どっちへ行こう? どっちも同時に行かずにいようよ。」ってゆーのも、こゆ事ななんだろーな。……と、こゆ具合にすぐまた別の問題が沸き上がるわけだが、とすると、この思考をやめてタワシがおとなしく普通に日記を書き続けたとしても、そのタワシ以外にもう一人のタワシが、別世界でこの問題を考えて続けてくれるってわけだろーか? ボタンひとつで別世界にリンクできたい!

96.03.16(土)
朝からリニアーな作品形態つまり紙メディアでの作品発表に関する思索。しかしその前にしなければならない目先の仕事も山ほどあるし、となると別世界のタワシがやってくれればいいという話か? するとこれも日記を書きながら今気付くので書き留めるが、別世界〜シュレーディンガーの猫〜量子力学っていうセンも、(広義)シュールレアリスム的世界認識の上に成り立つ思考形式なのかもしれない。午後キノトリ氏と長TEL。サウンド形式の話やデジねんの話等。

96.03.17(日)
明け方までかかって澤田さん関係の仕事の続き。ところで本日はインヴェンションの第6番を初めて弾き通した日。いつも思うことだが対位法がとても快感。

96.03.18(月)
明日からもとみやの個展atデジタローグギャラリーのため、朝からタワシを除く全員で搬入作業。タワシは今朝からデジネンの続きのツールデザイン。夕方には一部NIFTY納品。もとみやが作品写真をお願いした黒川さんが急遽夜会場に来てくれたらしく、明け方まで撮影大会だった様子。

96.03.19(火)
タワシ以外は順次もとみやの個展オープニング手伝い。タワシは日中はまた続きのデジねんツールデザインで、特に今回は平行四辺形ツールを入れ、ズームパネルをルーペツールに変更した状態でのツールパレットデザイン一式。NIFTY納品後、雨もやんで晴れ間さえ出てきた中を、まず新宿三越まで行くも気に入ったものいず、伊勢丹行ったら屋上にいた2匹のうち、生後50日のパグ犬がよたよた歩きながらもなかなか元気。見てると20秒おきにもう一匹の毛の長い犬(パピヨンだったか)に忙しくタタカイを挑んでるので、連れて帰る決意を固める。犬なんか飼うの初めてなので、ドッグフードやらトイレトレイやらで担当の店員さんを質問攻めにし、説明を一通り聞いてから伊勢丹の買い物袋にパグ犬入れて、タクシー乗って神宮前のDIGITALOGUEへ。もとみやかをる「うさぎ計画」展オープニングパーティーとゆわけたが、犬選びに時間をかけてしまったせいでかなり遅れて行ってしまったので、なかにはタワシが到着する前に帰ってしまった知人も多かったとか。内臓的触感をメインテーマのひとつに据えた今回のもとみやの展示は、かなりが去年のNiCAFで発表されてた作品群ではあるけど、うまくまとまってるかんじ。好評を博すのでは? タワシはみんなに連れてった犬の名を聞かれたので、とっさに「パグチョ」と答える。じゃんけん犬だ。つかのは「パグチョなんて名前、却下です!(笑)」と言って、「はな」と呼びながら食餌を手伝ってくれる。ちなみに「花」はつかのが飼ってる猫の名前。フフフ、つかのには毎週月曜日の社内掃除の際、パグ犬の顔面の皺のすき間を綿棒で拭いてもらおうと考えてるノダ。パーティーの2次会では江並さんの喋りを面白く拝聴し、帰ると今晩から早速、もとみやが長い間希望し続けていた犬生活のはじまりであるわけ。

96.03.20(水)
春分の日。パグチョはとても寒がりでストーブの前が指定席の様子。早速、糞尿&教育躾問題。名古屋の抽象怪獣ディペイズマン?カンタンアブストラクト?の話が少々進展。

96.03.21(木)
もとみやからは「ぱぐちゃん」「ぱぐチョロ」「パグ夫」などと呼ばれ、つかのは会社来るなり「パグさん」、前田は「ぱぐち」がいいと一昨日は言ってたはずなのに今日になったら「このパグ、シメジとそっくりですね」と、「しめじ」などと呼んでる。おとといのパーティー会場で何やら言い出したげだったが一言、「いやいや、小姑みたく余計な口出しするのは自粛します」と、ひとりごちてたキノトリ氏に、是非ともこの、みんなから違う名前(といってもほとんど犬種名のバリエーション)で呼ばれてる状況を見せたいもの。もとみやは「昨日より大きくなった」と騒いでるし。
「鳩よ!」イラスト。シンプルシステムズにてデジねんの続きの打ち合わせ。ユーザー設定をどうするか、「爆発」機能をどうするか等、詰めのミーティング。

96.03.22(金)
渋谷で眼科後、黛敏郎・細川俊夫・武満CD購入。もとみやがキノトリ氏より教えてもらった印種のパグ犬のホームページに、日本からは初で「ぱぐち」名で登録したとのこと。印種犬だ。しかしはやくうんち場所を覚えてもらわねば。

96.03.23(土)
16時に赤ペソ先生の媒体の池松江美さん、緑ペソ先生の媒体の日比香苗さん、金ペソ先生の媒体の古山啓一郎さん来アロし、黒ペソ先生媒体のタワシも入れて1個のペソ概念集合体となり、経堂で共同制作の「先見ゼミ期末試験 きせい問題」作成&出題。池松さんNYみやげのクローババンド(笑)ありがとう。以前は赤ペソ先生が毎週で大変だったようだけど、この人数ならちょうどよいかんじの様子。緑ペソ先生も金ペソ先生も来学期からゲストからレギュラーに昇格していただき、来学期の出題予定なども決めた後、みなで千歳船橋のスパゲッティ屋「はしや」で食事。

96.03.24(日)
朝パソのイラスト。新バージョンのデジねんα版での、気付いた点の書き出し。今回のバージョンではぐるぐる窓やぱらぱら窓が速く動くようになってとても嬉しい。最初これらの窓の必要性を主張していたものの、どうも動きがあまりにも遅く、それほど意義が感じられなくすらなっていたのだった。でもこれだけ動けば「時間軸を念頭においた三次元ソフト」とも堂々言えるくらいで、少なくともパラパラ漫画立体とかはこれで実用の域に達しますですネ。夕刻吉祥寺「のろ」にて久々につれれこ社中の演奏会。「炊事節」「居酒屋」等の楽曲に感動。ゲストのクラリネットもオンド・マルトノのような響き。いつも案内カード送ってくれてる鈴木さんがキッズボックスを買って家族中で「全然教育じゃないじゃないか!(誉)」と大ハマリしてくださってるそうで(ただし鈴木さん自身は呆れて(笑)ハマルのをやめたそうです)、そう言えば最近知らない人から「キッズボックス楽しんでます」「うちの子供がキッズボックス大好きです」との反響をいただくことが多く、うれぴい。

96.03.25(月)
今朝は肩の高さからパグ犬を落としてしまい、相当痛かったのかショックだったのかキャンキャン啼かれたが、その後は元気で骨折などはしてない様子。おしっこはどうやら覚えてくれたようだが、うんチョロはマダ夫。部屋中犬臭いかも。自分も犬臭いかも。ひねもすデジねんのツールデザイン続き。懸案だったユーザー設定とゆか環境設定パネル。夜になってからパグチョをデジねんで作ったりして遊ぶ。こりゃそっくり! デジねん犬だ。パグチョの噂を聞きつけた前田の御母様やらキノトリ氏の御母様やらもとみやの茶道の教授先生やらに、ひそかに個人的にパグが流行ってるとの事。一体!

96.03.26(火)
大岡にはイーサネットのことを調べてもらって、もしかしたらアロアロでイーサ入れて、印種エキスポがらみの128K回線とやらと、つなげちゃうかもしれない。16時にPC WORK!誌の定家さんが「ぴーぷる」のページの取材にいらっしゃる。まるちめ日記を詳しく読んでいただいてるようで「マルチメディア・アーティストを名乗る理由は?」等々いろいろお話しする。パグチョと写真に撮られたけどはたして載るのかな? Vジャンプ誌イラスト。デジネン続きのツールデザイン。夜中には澤田さんより膨大量のFAX送っていただき、大変ご苦労さまです。

96.03.27(水)
どうもぱぐちょのうんちが朝から変。おなかが悪いのかな? 昨日の成果のデジネン続きのツールデザインを、朝にまず一回NIFTY納品。続きを昼間ずっと作り、その分は夜になってからNIFTY納品。懸案だったビューワーでの回転ツール関係が終了。

96.03.28(木)
ぱぐちょは昨夕から絶食させてたけど、朝にはちょっと吐いたりして、ちょっと疲れてる様子。絶食の効果であっという間にすっかり痩せてしまったぱぐちょを抱いて、もとみやとつかのは伊勢丹指定の杉並区の犬猫病院へ。タワシは午後よりアスクにて続きのデジネンミーティング。発売は7月か8月に延期だそうで、パッケージデザインは、ともにホームアプリケーションとして発売される予定のPOP UP MAKERのサルブルネイさんに御願いすることが正式に決まる。背景色をファイルの情報に持たせるかどうかで論議し、できれば両方の形式で保存できればいいのではないかということとなる。帰社したらぱぐちょがいない! 注射2本打ってからアロアロに帰る途中で呼吸がおかしくなり、もう一度引き返して入院させてきたとの事。その後、一応病院ではぱぐちょは元気な様子らしい。来てたった1週間なのに、もう自分の頭の中にはぱぐちょの初期設定ファイルがインストールされており、振り返れば今すぐにでもぱぐちょがシャカシャカ足音立てて走って来そうな錯覚を覚える。いないのに。

96.03.29(金)
つかのにはイーサネット関連機器の買い物に秋葉原まで行ってもらい、タワシは渋谷で眼科後、HANDSその他で各種資料探していたら帰社するのが遅くなり、約束の18時をちょっと過ぎてしまう。本日のお客様、浅川先生がすでにいらしてて、CD-ROM「ルーヴル美術館」を見ていただいていた。ぱぐちょもつかのに連れられて退院して帰ってきている。日テレと原美がらみでアートCD-ROM作るかもしれない浅川くん(彼は高校の同級生)に、ルーヴル以外にもいろいろCD-ROM見せて、デジタルクリエイティング(^^;)の概要説明。ディレクターの扱い方まで見せる。その後、日本酒通の彼と飲みながら、現代美術談義等。

96.03.30(土)
ぱぐちょは入院までしたのに、直前になんとか覚えたウンチ場所はなんとか覚えててくれてた様子。タワシはたまった雑用整理。夜には大雨の中を弟がフィアンセとともにやってきて、6月の彼らのハワイでの結婚式にまつわる打ち合わせ等々。かつてのわれわれの披露パーティーを弦人氏が8mmフィルム撮りしてさらに8mmビデオに編集して音楽付けてもらったものなど見て、改めてサルブル弦人さんのセンスの良さに脱帽&感謝。

96.03.31(日)
晴天。「太陽」誌のアート欄レビューのため川口現代美術館を初めて訪れ「レクイエム−榎倉康二と33人の作家−」展Part 1。川口現代美術館ってなかなか小さいスペース。フライトシミュレータをほうふつとする関口敦仁の作品がちょっと面白かったな。しかし、うーん、アンケートについ「レクイエム? グループ展? 折衷?」と書いてしまった。……の続きは「太陽」誌参照ってことで。ちなみに同館で以前やった展覧会カタログで初めて見た古屋俊彦の作品がとても気に入り、やはりカタログを買ってくればよかったと後から思う。
帰ってすぐレビュー着手。夜東京都写真美術館の森山さんより今度の映像工夫館で出品されるタワシの3Dレンチキュラー作品についてTELあり。逆に「立体視でなく、本当の3次元」ってことでデジネンの話を振る。後から簡単な資料もFAX。えーと、今月の日記は文字数少なかったですね>寺谷様。





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