中ザワヒデキ(なかざわ・ひでき)
1963〜

日本の美術家。千葉大学医学部を卒業し、数年間眼科医として勤務したが、26歳の時、学生時代から追求していた美術の道に復帰。その際、純粋美術ではなく商業イラストレーションを選んだ。初期のコンピュータ・グラフィックスにポップ感覚を導入、チープさが「バカCG」と面白がられたほか、CD-ROM制作などにも才能を発揮。しかし1997年には純粋美術家に転じ、文字や囲碁による論理的な作品を立て続けに発表。2000年には詩人、音楽家の立会で『方法絵画、方法詩、方法音楽(方法主義宣言)』を宣言、以来、電子メール機関誌『方法』を主宰している。著書には、医師時代に著したオール手書きの『近代美術史テキスト』(トムズボックス)がある。また、『三次元グラフィックス編集装置』『造形装置および方法』の特許を日本と米国で取得している。1990年以降多くの雑誌に原稿を書いているが、活字による単行本は本書が初めて。ホームページ http://aloalo.co.jp/nakazawa/


上記はNTT出版から2001年4月に刊行した自著『西洋画人列伝』に掲載された自画像と著者紹介です。

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