中ザワヒデキ
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方法の夜 VOL. 7
中ザワヒデキ

バーバラ・ポラックとのトークバトル

2003年7月16日(水)午後7時
NY市ウェスト39丁目323番地, ISCP 610号室


pdf 告知(英語)
gif メモ、他(英語)

「方法の夜」は月例の催しで、方法主義者を自任する日本の芸術家、中ザワヒデキが企画した。方法主義は、中ザワらが「方法絵画、方法詩、方法音楽(方法主義宣言)」を起草した2000年に日本で始まったものである。

短めの作品スライドショーの後、「アートニュース」「アート・イン・アメリカ」「ヴィレッジボイス」に定期的に執筆している批評家で自身制作も行っているバーバラ・ポラックと、中ザワヒデキが、通訳を介して討論を行う。先月、中ザワのスタジオを彼女がビジットした際、批評家と美術家は非公開の「トークバトル」を行った。今回はポラックと中ザワの二度目の「トークバトル」となるが、公開の場では一度目となる。来場者は、参加そのものが中ザワの作品の一部となるため、3ドルを支払われる。

バーバラ・ポラックは現代美術家で、美術についての記事を頻繁にアートニュース、アート・イン・アメリカ、タイム・アウト NY、ヴィレッジ・ヴォイス、ニューヨーク・タイムズ等に執筆している。最近は、今春トランス>エリアでソロ・インスタレーションを行い、同じく今春、ホイットニーISPフェローのキューレイションによるホームランドに参加した。ポラックの代表画廊はエッソギャラリーで、エッソ、ホーリー・ソロモン画廊、スレッドワクシング・スペースで過去に個展を開催している。作品はブルックリン美術館、グッゲンハイム美術館、ニューヨーク公立図書館、ヒューストン・ファイン・アート・ミュージアム等々に収蔵されている。今後の予定としては、彼女の企画になるザ・マックス・ファイルが、コネティカット大学の視覚芸術文化センターで2003年8月に開始される。ちなみに、ポラックはスクール・オブ・ヴィジュアル・アートの美術史と写真学の教授である。

中ザワヒデキは現代美術家で、美術についての記事を時おり美術手帖、ブルータス、ユリイカ等に執筆している。西洋画人列伝、近代美術史テキストの二冊の著書がある。今春VOCA奨励賞を受賞し、日本政府の助成で今月末までニューヨーク市のISCPのプログラムに参加中である。中ザワはギャラリー・セラー、レントゲンウェルケ、佐野画廊、サイギャラリー、ギャラリーNWハウス、ヘレン・ピット・ギャラリーで過去に個展を開催している。作品は北九州市立美術館、東京都写真美術館、メルシャン軽井沢美術館等々に収蔵されている。2000年以降、詩人、音楽家と、月刊Eメール機関誌「方法」を刊行している。ちなみに、中ザワはビットマップ3-D CGに関する特許を二つ取得している。


2003年7月16日(水)午後7時開始。入場6:30から7:00まで。ニューヨーク市ウェスト39丁目323番地6階、ISCPスタジオ610号室(8番街と9番街の間)。予約の上、7月末までの他の機会に、インスタレーション作品を見にスタジオ・ビジットにいらしていただくこともできます。
携帯 1.646.361.9130 Eメール nakazawa@aloalo.co.jp URL http://aloalo.co.jp/nakazawa/
来て、今日の真のラディカリズムに立ち会え。



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