中ザワヒデキ
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方法の夜 VOL. 6
中ザワヒデキ
富井玲子氏を迎えて'方法芸術祭'を語らう
「第一回方法芸術祭」 1 2 写真:花田伸一
2003年6月20日(金)午後7時
NY市ウェスト39丁目323番地, ISCP 610号室
pdf 告知(英語)
pdf 宣言と年表(英語)
2001年と2002年に日本で開催した第一回と第二回の「方法芸術祭」のドキュメンタリービデオを見ながら、方法主義者を自任する日本の芸術家、中ザワヒデキが、美術史家、キューレイターの富井玲子博士と語らう。この機会は方法主義を、過去のラディカリズムの運動、特に富井博士の専門である日本の1960年代におけるそれとの関係性において理解する助けとなるであろう。
富井玲子は世界的ならびに地方的見地から1945年以降の日本の美術を研究するインディペンデント美術史家兼キューレイターである。ニューヨークを拠点として、「グローバル・コンセプチュアリズム」(クイーンズ美術館、1999)や「センチュリー・シティー」(テートモダン、2001)の日本部門のキューレイションを手がけている。近年の発表には、「国家対(反)芸術─赤瀬川原平・他による『模型千円札事件』注釈」ポジションズ10.1(2002年春号)がある。
「第一回方法芸術祭」は、美術家の中ザワ、詩人の松井茂、音楽家の足立智美によって2001年3月10日と11日に福岡の北九州市立美術館で開催された。「第二回方法芸術祭」は、中ザワ、松井、作曲家の三輪眞弘によって2002年4月14日と28日に東京の阿佐ヶ谷ギャラリー倉庫で開催された。
「方法の夜」は方法主義の月例の催しである。方法主義は、中ザワらが「方法絵画、方法詩、方法音楽(方法主義宣言)」を起草した2000年に日本で始まったものである。以来グループは月刊Eメール機関誌「方法」を刊行している。購読申込: nakazawa@aloalo.co.jp 宣言: http://aloalo.co.jp/nakazawa/method/
中ザワは日本政府文化庁の助成によって、7月末までISCP (NY市のインターナショナル・スタジオ&キューレトリアル・プログラム)に参加している。床、窓、壁に展示中の作品を見にスタジオビジットにどうぞいらしてください(要予約)。
ISCP 610号スタジオ:10018 ニューヨーク州ニューヨーク市ウェスト39丁目323番地6階(8番街と9番街の間)
携帯:1.646.361.9130 Eメール:nakazawa@aloalo.co.jp URL:http://aloalo.co.jp/nakazawa/
来て、今日の真のラディカリズムに立ち会え。
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