2016年2月10日(水)-3月21日(月・休) NADiff Gallery
同時開催:中ザワヒデキ「方法絵画小品展」NADiff Window Gallery
東京都写真美術館・第8回恵比寿映像祭地域連携プログラム参加企画
協力:Gallery Cellar/アートダイバー
http://www.nadiff.com/gallery/nakazawahideki.html
コンピュータープログラムの実行結果よりも、ソースプログラムそれ自体が作品であるとかねてから考えていた。同様にウェブブラウザ上での実際の表示よりも、HTML文書それ自体が作品であると今も考えている。「ソースと実行」は、HTML文書すなわち「ソース」と、そのブラウザ上での表示すなわち「実行」を、併置し作品としたものである。
http://aloalo.co.jp/nakazawa/newmethod/b00/j.html
2016年2月11日(木・祝)17:00-19:00 NADiff a/p/a/r/t
出演:山本一彰(メディア芸術祭新人賞)x松井茂(方法詩人)x中ザワヒデキ
ご参加:1000円 終了後レセプションパーティー
《山本一彰(メディア芸術祭新人賞)》
1991年生まれの山本一彰(やまもと・たかあき)の近作「算道」は、四則演算のみならずコンピューターと同等の論理演算を生身で行う「論理珠算」の発明とそのための構造であり、第19回文化庁メディア芸術祭にてアート部門新人賞を受賞した。中ザワは同賞審査委員として初めて山本の作品に接し、度肝を抜かれたことが、オープニング・トークへの出演依頼につながった。回生ブレーキを導入した自動車の自作や、粒子とピクセルの違いに着目した作品を制作している山本は、情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] メディア表現専攻を今春卒業予定である。(文責・中ザワ)
《松井茂(方法詩人)》
1975年生まれの松井茂は、2000年1月1日からの5年間、方法主義者として美術家中ザワと活動を共にした詩人である。ちなみに最初の2年間は音楽家足立智美、続く3年間は作曲家三輪眞弘との3名が「方法」の構成員であった。2015年11月27日、第19回文化庁メディア芸術祭の受賞発表直後、「山本くんの講評はやはり、中ザワさんだったか…」とのダイレクトメッセージが松井から中ザワに送られた。ウェブ掲載された山本一彰贈賞理由の執筆が中ザワであることへの反応だったが、聞けば、現在IAMAS准教授の松井が山本の論文副査、教授の三輪が主査だという。美術展監修や批評、メディア史研究も手がける松井だが、中ザワにとっては初対面となる山本と旧知の松井の組み合わせ鼎談として出演を依頼した。(文責・中ザワ)
2016年2月20日(土)15:00-19:00 NADiff a/p/a/r/t
出演:中ザワヒデキ ご参加:500円
1頁で済む「ソース」もあれば400頁を越えるものもある。「実行」はインタラクティブで画面表示は毎回異なる。全85作を4時間かけて作者と閲覧ツアーする。
同報にて失礼いたしました。
中ザワヒデキ
http://aloalo.co.jp/nakazawa/