1922年2月2日午前2時に生まれた美術家、松澤宥さんは生き
ておられます。
なぜなら1981年に書かれた自筆年譜、1997年に編まれた松
澤宥年譜のどちらもが、2222年を最後の項目としているからで
す。また、「その日」と題された作品においては、「人類の歴史は
2222年2月2日にハ終ると考えるわたしの300才の年だハわ
たしは尚も生きる」と宣されているからです。
ますますのご活躍をお祈りいたします。

昨日午前11時半、下諏訪のプサイの下の階からの出棺、ならびに、
午後12時半から火葬に立ち会いました。生前の松澤さんには本当
にお世話になりました。私がイラストレーターから美術家に転身し
た最初の個展に、下記文言を賜りました(ウンモ星の言語で記述)。
また、昨年の特許の個展にも、下記文字を賜りました(ビットマッ
プとベクターが逆ですが)。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

2006年10月17日、プサイの部屋にて起草
2006年10月18日、BCCにて一斉送信

九つの柱・第四の柱 中ザワヒデキ(美術家)


追伸
松澤宥を含む日本現代美術における価値派の系譜について、11月
3日(金・祝)に府中市美術館で公開レクチャーをおこないます。
講座室 14:00〜16:00 予約不要 無料
(パフォーマンス・公開制作「脳波ドローイング」関連企画)